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デジタル化が進んでる中国

中国生活
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QRコードは、1994年にデンソーの開発部門が発明した物ですが、使いこなしているのは中国です。

日本もやっと使われ始めたかな?って感じですよね。中国に来てからは、至る所でQRコードを読み込んで個人情報を入力して。。。と頻繁にQRコードを読み込んでいました。

QRコードが、どんなところで使われているかと言うと

・中国の健康コード

・〇〇Payの支払い

・お店のメニュー

・お店の情報などなど

本当にたくさんのことに利用されていて、中国のデジタル化には驚かされました。しかも、コロナ禍で、非接触が推奨されていますが、中国はすでに非接触が当たり前になっていました。

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メニューはQRコードで

食べ物屋さんへ行った時のことです。テーブルにQRコードがあってそれを自分のスマホで読み込むとメニューが出てきました。

そのままそのメニューで注文ができて、支払いまでできるところもあります。

なので、店員さんと接触するのは、注文した物を持ってきた時のみです(笑)

食べ終わったらそのまま店を出れるので、なんとなく拍子抜け(笑)

日本だと「いらっしゃいませ〜」とか「ありがとうございました〜」の声が聞こえてくるけど、中国だと、入店した時は指をさされて指示されても、出て行くときは勝手に出て行きます。

いやいやすごいですよね。

このお店は、人が料理を運んできましたが、お店によってはロボットが運んで来る場合もあるので、そうなると本当に人と接触しなくなりますね。

私が隔離中も、物を運んで来るのはロボットだったし、今住んでいる所もロボットが運んできます。

本当に人と接触しなくなっています。

病院の予約から支払いまで「wechat」で!

お店のメニューや支払いでは「QRコード」の出番でしたが、病院はwechatの出番でした。

中国に来てすぐに、歯の詰め物が取れて、歯科医院へ行かなくてはいけない状況になりました。中国には日本語対応の病院があるし、通訳さんが頼めるので何も心配はないのですが、通訳さんを頼むほどでもなかったので、日本語で対応している病院へ行くことにしました。

病院を探すと、QRコードがあったのでそれを読み込んで「wechat」で友達になります。

そうすると、病院の方から、

・どんな治療をして欲しいのか?

・今の状況は?

など、ちょっとした問診のようなメールがきます。

その次に、予約の日時を決めて予約完了になります。

予約日に病院へ行って治療をして、支払いは「wechatpay」か「Alipay」で払います。

なんとも簡単な。しかも途中仮詰めが取れると言うハプニングがあったのですが、その時もメールで「詰め物取れちゃいました」っ送ったら、○時に来れますか?と聞かれそのまま予約してもらえました。

メールで簡単にやり取りができるのは、とってもありがたい。

しかも病院によっては、メールで個人情報と症状と診察内容を聞かれ、病院に行った時はすでに診察券ができていて、診察ができる状態になっているので、病院での滞在時間も少なくなっています。

日本ではLINEが、こんな風に使えるようになって来ているようなので、病院の診察もスムーズになりそうですね。

日本のマイナンバーカードの役割は中国の市民カードでした。

日本では、少し前にマイナポイントをもらうために「マイナンバーカード」を作る人が増えたと思いますが、中国は「市民カード」と言う物があります。

このカードには、個人情報と顔写真も登録されていて(カードリーダーを通すとわかるようになっている)交通カードと一体化しています。

交通カードの役割もするので、チャージが必要ですが、そのチャージはスマホからいつでもチャージできます。

市民カードは、もう1つ使えることがあって、年間200元(3000円)か350元(5250円)払うと市内の色んな場所が割引や無料で利用できたりするので、年会費を払っている人は多いようです。

この200元のもとを取ろうと思ったら、2ヶ所か3カ所行けばすぐに回収できるので私たちも200元払っています。

350元払うと、200元よりたくさんの場所に無料でいけますが、まずは200元の方からトライしてます。

中国では「市民カード」が交通カードの役割もしているので、公共交通機関を利用する人にとってはカードの2枚持ちをしなくていいので便利です。

日本では、保険証や免許証の役割をするようになると言う事なので、そうなると便利になりますね。

まとめ

デジタル化をすると、個人情報が。。。と心配されますが、今後はデジタル化で色んな事が紐付けされて、便利な世の中になって行くんだと思います。

ただ、個人情報の取り扱いはエストニアのように、

個人情報を閲覧された人は、閲覧した人に「なぜ閲覧したのか」理由を聞く事ができて、聞かれた人は、必ず答えなきゃいけない。

と言う風にしてくれるといいけどな〜と個人的に思っています。

個人情報の取り扱いさえきちんと決まっていたら、マイナンバーカードを拒否する人が少なくなるんじゃないかな?って思ったりします。

今回中国に来て、日本のデジタル化がかなり遅れていると言う事を知りました。

日本にいると、今のままで別にいいんじゃない?困ってないし。って思っていたけど、中国でこの便利さを体験してしまうと、この便利さを日本でも使いたいって思ってしまいます。

ただし、現金を一切見かけることはなくなるので、お金の大切さや、使い過ぎには注意が必要になるかもしれません。

日本で作られたQRコードなんだから、もっと日本で使って欲しいものです(笑)

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