中国では羊のお肉をよく食べます。火鍋も羊のお肉を使うし、焼き鳥のように串焼きで羊のお肉を食べる事もあります。
それだけ中国ではポピュラーなお肉なので、冷凍の羊肉が普通に売っています。
羊肉の薄切りは冷凍で売ってるんですよね〜牛肉もありましたが、豚肉だけは薄切りが見つからない(笑)ローカルスーパーだからだろうけど!
豚肉こそ薄切りでしょ〜って思っているのは私だけかな???
中国でよく食べる羊のお肉を食べてきました。食べ方は豪快です。
手で食べる方が美味しいからと言ってお箸は出してくれない
子羊の丸焼きがテーブルの真ん中に置かれて、手でむしって食べるんです。
手が汚れないようにビニール手袋が片手分置いてあります。
ビニール手袋をしているはずなのに、なぜか手がベタベタしてくる(笑)
みんな無言で羊肉をむしって食べましたよ!
お箸が欲しいな〜と思っても、
「羊は手で食べるのが美味しいんだ」とお店の人はお箸を出してくれません(笑)
お店の人の言う通り、手でむしって食べるので、お箸なんて使いませんから全く問題ない!
しかも、手づかみで食べるせいか美味しくも感じる〜
羊肉の味は飽きないの?
羊自体に塩胡椒などの味がついていますが、サンチェのような葉っぱにむしったお肉を巻いて食べたり、お肉にカツオ粉のような調味料をつけたり、自分でアレンジをして食べます。
皮は、北京ダックのようにパリパリでおせんべいのよう。身は臭みが全くなくて、鶏肉のようでした。
羊の腎臓は滋養強壮の効果があり、レバーのような食感でした。
臭みは全くないです。
食べず嫌いは勿体無いくらい美味しく頂けます。
腎臓以外の内臓はお鍋で食べます。
腎臓は丸焼きで出て来ますが、それ以外の内臓は茹でた物が鍋の材料として出て来ます。
見た目はレバーのようですが、食感はプリッとした感じでレバーの食感ではなかったです。
鍋のスープの味はほとんど無く、火鍋の時のように自分でアレンジしながら食べるので、
いろんな味が楽しめて食べ続けられます。
鍋の具をある程度食べたら、最後の締めはうどんです。
鍋の締めは、麺かご飯っていうところは日本も中国も同じですね!
お店はちょっとわかりにくい場所にある
夜、車で行ったのですがってか車でないと行けない場所にあります。通りから一本中に入って行き、民家の横を通り過ぎると、いきなり明るく賑わっているお店が出て来ました。
突然お店が出てくるので、お店を見るまでは「運転手さん道間違ってない?」って確認したくらいです。しかもあたりにお店はこの1軒だけ!
周りは民家なので、お店に着くまでは本当に心配でした!
今回13人で子羊2頭でしたが、随分余っていました。
何人で1頭が正解なのかわからないので、なんとも言えないですが、中国では残っていた方が満足してもらえた。とするところがあるので、残してて正解なのかも?
中国では残ったものをお持ち帰りしても良いので、持ち帰りたかったけど。。。満腹で多分食べれない。残念だったわ〜
蘇州は上海蟹が有名ですが、羊料理も美味しいですよ
蘇州で「羊肉」のお店をよく見かけますが、ここでは「羊肉」と「山羊肉」両方とも「羊肉」というので、正直なところ、羊なのか山羊なのかわかんないです(汗)
それでも美味しければ良し!蘇州の羊の丸焼きは美味しかったと言えます。
秋から冬に向けてよく食べられる料理で、味付けは薄い塩味のみなので自分でアレンジして食べるところが良い!
上海まできたら、蘇州へ足を伸ばして本場の上海蟹と羊肉を味わってみてはいかがでしょうか?
PS:上海蟹は蘇州で養殖しているので、とれたてを食べれるのは蘇州で、上海で食べるより安く食べれますよ〜