成都中心から、車だと高速で1時間くらいかかる場所に「都江堰」という場所があります。
ここへ行くには交通の便があまり良くないので、早めに行って帰って来た方がいいような気がします。
都江堰という水利施設
2000年に世界文化遺産に登録された「都江堰」ですが、作り始めたのは紀元前256年。
この工事が完成したのは、何世紀も経ってからというので、どんな大変な工事だったのかな〜って思って調べてみたら、川の中州を人工的に作るのに、竹かごに石を載せてそれを運んで作るというなんとも、気の遠〜くなる作業のようでした(汗)
そりゃ、何世紀もかかるわなって感じです。
都江堰の中もとても広いので、中を走っている観光カートに乗って一番奥まで行って、観光をして、またカートに乗って戻ってくるのをお勧めします。
中国の観光地では、観光カートを使った方が効率よく回れるような気がしました。
都江堰パンダ研究センター
都江堰にもパンダ研究センターがあります。
今回の私達の旅行では時間が足りないので行きませんでしたが、ここの研究センターでは、飼育体験をする事もできます。
事前に申し込みが必要ですが(日本語可)パンダを近くで見たいなら、飼育体験がおすすめですね。
9時から15時までたっぷりパンダ漬けになれて、終了後には、ボランティア体験証とポストカードがいただけるそうです。
成都が2度目なら、こんな過ごし方もアリですね。
「鍾書閣」ネットで有名な本屋さん
まるで魔法の世界のような本屋さん
ハリー・ポッターの世界のような本屋さん
とネットで有名になっている本屋さんです。
この本屋さんをデザインした「シャン」さんは、
「隔離期間中の人々の反応から、デジタルテクノロジーではなく、五感で実際に体験する事を人々は永遠に追求するんだなと感じました。私たちデザイナーはそれをもっと深く探求し、人々を驚かせるような物を創作するべきです」
とおっしゃっているようです。
私は、ここの本屋さんの存在を出発の前の日に知って、成都滞在が短いのに無理やり組み込んだくらい「行ってみたい」って思えた場所でした。
この本屋さんは、鏡の反射や錯覚で広く大きく見えますが、実際はそんなに広い本屋さんではなかったけど、店内にカフェがあったり、雑貨が売っていたりしておしゃれな本屋さんでしたよ〜
都江堰へ行くなら、この本屋さんにも行ってみるといいかもしれません。
成都観光は中心地だけじゃない。
成都の有名な観光地はサクッと自転車で回って、都江堰の方へパンダを見に行ってみてもいいかもしれません。
成都は食べ物も美味しくて、観光地もたくさんあるので、長めに行った方がいい場所かな〜って思いました。
2泊3日は短すぎました(汗)もっと長く居たかったよ〜