日本に帰国してから10ヶ月が過ぎ、もう戻れないかな〜と思っていた所
中国側の規制が緩んだ隙に、手続きできました。
ただ、飛行機は関空か成田からしか飛んでなく、曜日も限定でした。
PCR検査は義務で、PCR検査結果の有効時間が、72時間以内でしたが
途中で48時間に変更となり、
さらに、抗体検査まで追加になると言うバタバタでした。
検査結果の有効時間の変更や、抗体検査の追加も誰も教えてくれないので
常に、自分で外務省のホームページをチェックして病院へ自分で予約でした。
私の場合、飛行機の予約が火曜日だったので、
検査を月曜日にして、火曜日に結果をもらってそのまま関空へ向かうと言う
忙しさでした(笑)
関西空港までの道のり〜
隔離が2週間なので、その間に読もうと思ってた本や
飲み物やおやつ、着替えなどを詰めていたら
どんどん重くなってしまい、その重いスーツケースを持っての移動なので
乗り換えを少なくしようと思っていたら
コロナ禍で、空港へ向かう人が少ないため、
電車やバスが運休になっていて、自分が考えていたルートでは
行けなくて、乗り換え乗り換えで関空へ向かいました。
新幹線では、スーツケースが特大荷物だからと言うことで
500円の追加で乗車したのですが、なんと私の荷物置き場に
すでに誰かの荷物が。。。(汗)
幸い乗車している人が少なかったので、私のスーツケースは
自分の席の横を占領して置かせていただきました。
新幹線を降りるときに、私の荷物置き場を占領していた犯人発見!
思わず、スーツケース置いていたところのお代は支払いましたか?
な〜んて言いたかったですが、
私も困らなかったので「まあいいか」ですませました。
でも、なんかモヤっとしたので、写真を撮ってしまいました(笑)
関西空港に到着〜
コロナ禍じゃなかったら、たくさんの人で賑わっているんだろうなあ〜って思いながら
カウンターを探しました。
カウンターへ行ったら、すでにたくさんの人が並んでいて、
早速QR コードの取得を促されました。
このQRコードは、中国へ入国してから必ず必要になるので
カウンターで何度もQRコードがうまく取得できているか確認されました。
私は1人だったので簡単にできましたが、子供を連れているママ達は
子供の分も登録しないといけないので、と〜っても大変そうでした。
早々にチェックインへ向かいましたが、そもそも搭乗する人が少ないのに
空港のスタッフさんはいつもの人数いるので、
私1人に対して5〜6人のスタッフさんの目があって、
何も変な物は持ってないのに、なんだか緊張しました(笑)
無事にチェックインをしたので、搭乗口付近へ向かったら。。。
ラウンジ発見!
なんと、唯一使えるラウンジがあったんです。
さすがに利用する人は少なくて、ゆっくりできました。
空港内のwifiは繋がりにくいですが、ラウンジのwifiは繋がりやすいので
とってもありがたいです。
ほぼ時間通りに出発(驚)
今回搭乗する飛行機は、上海吉祥航空でした。
そもそも飛行機があまり飛んでないので、空港会社を選ぶことはできませんでした。
スチュワーデスさん達は防護服姿で、席にはペットボトルの水と紙袋が置いてあり
紙袋の中に、クラッカーとピーナッツとグレープジュースが入っていました。
今回の運賃は片道30万円と言われましたが。。。
足元見られてる感じですよね(笑)
そもそも飛んでる飛行機が少ないから、
運賃や航空会社を選んでる場合じゃないから仕方ない。
ただ、私でも前の席に膝がつきそうだったので、身長の高い人や
体が大きい人には窮屈かもしれません。
上海の空港に着いたら。。。
空港は、巨大な検疫所のようになっていて、飛行機を降りたら
荷物を受け取る前に、迷路のように空港内を歩かされ、たどり着いたのは
プレハブ小屋。
そこでは流れ作業でPCR検査をしていました。
日本でのPCR検査は、片鼻に細い綿棒を入れてす〜っと抜く検査でしたが
中国でのPCR検査は、両鼻。
しかも、かなり奥まで綿棒を入れ5秒くらいそのままで
クルクル回しながら抜かれるんです(笑)
子供さん達は、泣き叫んでました(汗)
検査が終わったら、自分の行き先別の待合へ向かいます。
行き先を間違ったら大変なので、近くにいた中国人の女の子に話しかけて
行き先を確認しようと思ったら、なんと、
行き先が同じだったので一緒に行くというより、
私が勝手に着いて行ったんですけどね(笑)
空港からバスでホテルへ向かいましたが、どこのホテルに着くかは
着いてからのお楽しみ〜って感じで
まるで、行き先がわからないミステリーツアーのようでした。
ここはどこ???
バスに揺られてウトウトしてたら、ホテルに着いて、
自分でバスから荷物を降ろしてチェックインです。
感染の予防から、荷物は全て自分で積み下ろしし、チェックインしている間に
消毒されていました。
隔離ホテルなので、裏口に簡易的な受付が用意されていて
そこでチェックインをしたら、カップ麺を2つもらってスタッフ専用のエレベーターで
部屋へ向かいます。
日本を出発したのが18時頃で、上海について、PCR検査をしてバスに揺られて〜
気がついたら、すでに日付は変わっていました。
上海のホテルには3日間だけの滞在なので、3日分の水やトイレットペーパーが
準備されていました。
隔離ホテルは、中国のビジネスホテルでした。
中国国内でチェーン展開しているビジネスホテルで、
1泊400元(約6000円)で、3日分のお代を前払いでした。
部屋は、韓国・台湾・中国では当たり前の
バスタブなしのシャワーだけでした。
便器を見ながらのシャワーはちょっとね。。。って感じ(笑)
ここで3日間過ごして、4日目に蘇州へ向かいました。
ホテルでチェックアウトする時に行き先を聞かれ、
行き先別のステッカーを肩に貼られバスに乗車です。
バスがついたのは、巨大なバスターミナル化している
体育館のような所でした。
ここで、細かく行き先別に分かれて乗り換えです。
ここでも行き先を間違わないように、行き先別にステッカーが肩に貼られ
行き先別の待合に分かれました。
無料で水やクラッカーをもらえ、約1時間待っていました。
やっと最後の乗り換えができ、蘇州へ〜
や〜っとの思いで蘇州まで辿り着きました。
中国では、コロナ対応がシステム化していて、
移動も専用のバスでピストン護送されるし、QRコードで1人づつ管理されているので
ホテルでは、いつの間にかwechatのグループが作られて、連絡事項は全てそこに流れてきます。
こんなシステム化は、日本ではすぐにできないと思うので、
有事の時は、独裁的な国の方が対応が早いな〜と実感しました。
隔離生活はまだまだ続く〜